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2013.11/16 [Sat]
役得…?
同じく眠れないお話を(笑)。
ここの夕鈴は原作でも、掲載中のパラレルの夕鈴でもどちらでもいけます。
お好みで脳内変換して下さいませ♪←
――――――――――――――――――――――――――――――――
「…陛下…。」
「どうしたの?夕鈴。」
「…あ、あの…」
「―――ん?」
「―――っ!きょ、今日!一緒に寝てくれませんか!?」
――― 一瞬、何を言われたのか理解が出来なかった。
いや、理解できたところで、何を言えばいいのか…
―――一緒に寝る、と言われたのだろうか?
よし、じゃあ寝よう…
いやいやいや、だめだろう。
いくらなんでも、僕と夕鈴にはまだ早すぎる。
…というか、「それ」を簡単に口にする割には、夕鈴には躊躇いが無い。
なので理由を聞いた方がよさそうだ。
「―――どうしたの?何かあった?」
「…それが…。…女官さんの中で、心霊話が好きな方がいて…その方がそれに関する本を持って来ていたのです。それで…つい…怖いもの見たさで見てしまって…。」
「…ああ、それで…」
「水に濡れた女の人の霊とか、昔近くの戦場で亡くなった落ち武者の霊とか…後宮で亡くなったお妃様の霊とか…絵まで載ってて…。それが頭の中から離れないんです。―――っ!だからお願いです!今夜だけでいいので、一緒に寝てくれませんか!?」
夕鈴の話す内容で納得した。
要は、幽霊話に怖がった彼女が、怖いから一緒に寝てくれ、とのことらしい。
全く…その女官にも困ったものだな…
今度から持ち物検査を厳しくするか?
…とりあえず、目の前の兎をなだめるとするか。
「えっと…夕鈴?念のため言っておくと、僕は男でね…」
「…そんなの知っていますが?」
「―――えっと…」
どう言えばいいのだろうか。
僕は男で、君は女で。
しかも、どちらも年頃で。
どう考えても一緒に寝て良い状況ではないのだが…
怖がりの夕鈴には思いつかない発想らしい。
―――まあ、僕は構わないのだが。
一つ、ため息をついて、黎翔は了承した。
「―――わかったよ。じゃあ、今夜はここで一緒に寝るとしようか。」
「―――!ありがとうございます!」
―――こういうわけで、夕鈴と僕は一緒に寝ることになった。
あくまで、添い寝だが。
それ以上は…何も分かっていない夕鈴には何も言うまい。
だけど…
「―――これって何の拷問…?」
一緒に横になるなり、夕鈴が
「あの…手を繋いでも良いですか?」
とか
「すみません…。もうちょっとそちらに寄ってもいいですか?」
とかを
少し潤んだ目で(多分何か思い出したんだろうな)見てくるから
理性を総動員させなければならなかった。
―――今夜は寝れそうもないな。
黎翔はそう思った。
―――――――――――――――――――――――――――――
丁度これを書いた時が夏で、心霊番組の特集とかやってたんですよね…
それで、怖いもの見たさで見る→眠るのが怖くなる
というのを過去何度経験したことか…(なら止めろ
「―――これって何の拷問…?」
答えましょう!
私の拷問です!
楽しんでます!←
ああ、楽しい!←←←
…あ、冗談ですよ?陛下。
そんな…目を向けなくても…
いやん(>_<)
ちなみにこれ、続いてます→守人
ここの夕鈴は原作でも、掲載中のパラレルの夕鈴でもどちらでもいけます。
お好みで脳内変換して下さいませ♪←
――――――――――――――――――――――――――――――――
「…陛下…。」
「どうしたの?夕鈴。」
「…あ、あの…」
「―――ん?」
「―――っ!きょ、今日!一緒に寝てくれませんか!?」
――― 一瞬、何を言われたのか理解が出来なかった。
いや、理解できたところで、何を言えばいいのか…
―――一緒に寝る、と言われたのだろうか?
よし、じゃあ寝よう…
いやいやいや、だめだろう。
いくらなんでも、僕と夕鈴にはまだ早すぎる。
…というか、「それ」を簡単に口にする割には、夕鈴には躊躇いが無い。
なので理由を聞いた方がよさそうだ。
「―――どうしたの?何かあった?」
「…それが…。…女官さんの中で、心霊話が好きな方がいて…その方がそれに関する本を持って来ていたのです。それで…つい…怖いもの見たさで見てしまって…。」
「…ああ、それで…」
「水に濡れた女の人の霊とか、昔近くの戦場で亡くなった落ち武者の霊とか…後宮で亡くなったお妃様の霊とか…絵まで載ってて…。それが頭の中から離れないんです。―――っ!だからお願いです!今夜だけでいいので、一緒に寝てくれませんか!?」
夕鈴の話す内容で納得した。
要は、幽霊話に怖がった彼女が、怖いから一緒に寝てくれ、とのことらしい。
全く…その女官にも困ったものだな…
今度から持ち物検査を厳しくするか?
…とりあえず、目の前の兎をなだめるとするか。
「えっと…夕鈴?念のため言っておくと、僕は男でね…」
「…そんなの知っていますが?」
「―――えっと…」
どう言えばいいのだろうか。
僕は男で、君は女で。
しかも、どちらも年頃で。
どう考えても一緒に寝て良い状況ではないのだが…
怖がりの夕鈴には思いつかない発想らしい。
―――まあ、僕は構わないのだが。
一つ、ため息をついて、黎翔は了承した。
「―――わかったよ。じゃあ、今夜はここで一緒に寝るとしようか。」
「―――!ありがとうございます!」
―――こういうわけで、夕鈴と僕は一緒に寝ることになった。
あくまで、添い寝だが。
それ以上は…何も分かっていない夕鈴には何も言うまい。
だけど…
「―――これって何の拷問…?」
一緒に横になるなり、夕鈴が
「あの…手を繋いでも良いですか?」
とか
「すみません…。もうちょっとそちらに寄ってもいいですか?」
とかを
少し潤んだ目で(多分何か思い出したんだろうな)見てくるから
理性を総動員させなければならなかった。
―――今夜は寝れそうもないな。
黎翔はそう思った。
―――――――――――――――――――――――――――――
丁度これを書いた時が夏で、心霊番組の特集とかやってたんですよね…
それで、怖いもの見たさで見る→眠るのが怖くなる
というのを過去何度経験したことか…(なら止めろ
「―――これって何の拷問…?」
答えましょう!
私の拷問です!
楽しんでます!←
ああ、楽しい!←←←
…あ、冗談ですよ?陛下。
そんな…目を向けなくても…
いやん(>_<)
ちなみにこれ、続いてます→守人
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NoTitle
ちょっと違うかもだけど、答えましょう!
陛下の理性を強固にするため←(笑)
です!!(。-∀-)ニヤリ