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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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隠密現ル!

皆様、Merry Christmas!!!!!

クリスマスですね(^u^)
如何お過ごしでしょうか?
私は今日は、仕事も休みで家族と夜にケーキを囲む予定でございます♪

さて。
パラレルの続きでございます。
再臨時花嫁編第5弾です♪

ある日、突然黎翔に紹介された人物は―――?

―――――――――――――――――――――――――――――――

【パラレル】
【現代・原作どちらも出ます】



夜の妃の部屋で、黎翔は突然こう切り出した。

「夕鈴。刺客対策として君に護衛をつけようと思うんだ。紹介する。出て来い、浩大。」
「はいよー。」
「!!!?」

天井から降ってきた人物に、固まる夕鈴。

「…普通に入ってこい。彼女が驚くだろう。」
「すんません!あ、初めまして。へーかの隠密やってる浩大って言います。気軽に大ちゃんって呼んでね!お妃ちゃん!」
「はぁ…。」

隠密ねぇ…。
隠密って、異国の漫画にあった「ニンジャ」みたいなものかしら。
あれはもっと黒い装束で根暗な雰囲気だったけど…。
目の前の人物の服装は身軽そうだが真っ黒ではないし、しかも性格が明るい…を通り越して軽そう。
まあ、実際はこんなもんかもね。

「浩大。夕鈴は異国の武術の使い手で、最近私が棍も教えている。」
「うへーっ!お妃ちゃんそんなこと出来んの!?」
「ええ…まあ…。」
「だから余計に心配なんだ。刺客にも平気で突っ込んでいくのでな。」
「うおーっ!?お妃ちゃんそんなこともしちゃうの!?」
「え…まあ。だって、危険な時に黙ってやられるなんて…。」
「―――というわけで護衛をつける。浩大。夕鈴が無茶をする前に刺客を捕えるように。」
「へーい。」
「無茶って何ですかっ!そんなことしてませんよ!」

黎翔の言う言葉に吠える夕鈴。
黎翔が浩大を一瞥すると、「了解!」と言わんばかりに浩大が笑顔で消える。
それに夕鈴は目を白黒させている。
黎翔ははぁ…と溜息をつきながら夕鈴に近づいた。

「…夕鈴。君はすぐに無茶をする。いくら君が普通の女性よりは強いとはいえ、刺客として送られてくる奴らはほとんどが男だ。力では敵わない。なのに君は立ち向かおうとする。これを無茶と言わず、何と言う?」
「そ、それは…。―――でも、危険な時にただ背中を見せて逃げるだけなんて、余計に危ないじゃないですか。」
「―――はぁ…。そう言うと思ったんだ。絶対に大人しくはしていられないだろうと。だから、護衛としてあいつを呼び戻したんだ。」
「呼び戻した?」
「ああ。あいつ――浩大は、ここ一年、地方の偵察に行かせてたんだ。」
「そうなんですか…。」

地方の偵察…。
そういえば、私はまだこの国の地理も詳しく覚えていないな…。
大きくは未来の白陽省と変わらないみたいなんだけど。
名前が少し違う所もあるから、ちゃんと覚えた方が良いわよね。
曲がりなりにも陛下の「花嫁」なんだし。
夕鈴は隠密の護衛から白陽国の地理の話に発想が切り替わっている最中のため、陛下が目の前までやってきた事に直前まで気づかなかった。
慌てて後ろに引こうとするも、その前に陛下に手を握られ腰を引き寄せられる。

「――夕鈴。私は君に無茶してほしくない。これからは浩大が護衛として君の安全を確保するから、君自身は刺客と戦わなくていい。」
「へ、へいかっ!近っ、少し離れて、」
「君が刺客と戦ったと知った時の私の心境が分かるか?生きた心地がしなかったよ。」
「う…それは…」
「夕鈴。―――僕の気持ち、分かってくれるよね?」

そう言って更に顔を近づけてくる。
離れようとしても腰は掴まれてるわ、手は引かれるわで離れられない。
どころか、余計に近づいてる気がするから力の差を感じる。
どきどきするから、止めてほしいのに。
悔しく思いながらも、陛下にどう言おうか夕鈴は迷う。

正直、陛下の気持ちは分からないでもない。
例えば、青慎が暴漢と戦い始めたら、私も物凄く心配するだろう。
そして言う。
「無茶はしないで」と。
それと同じなのだろう。
でも。
命が危険な時にそんなこと言っていられないのも事実。
自分の身は、結局は自分で守らなくては。

…とは思うのだが。
陛下の顔は離れてくれない。
しかも、私のそんな考えが顔に出ていたのか、不満そうな顔になってきた。

「―――ゆーりん?…何を考えてるの?」
「や、えっと、あのですね…」
「当ててあげようか。」
「え?!」
「―――危険と分かっていて、大人しくは居られない。自分の身は自分で。…とかだろう?」
「…。」

何で分かるの?!
顔に出てたの!?
いやでも言葉は顔に出ないはず!
じゃあ何で!?

「夕鈴の考えてることくらいある程度分かるよ。」
「嘘っ!」
「―――で、夕鈴。無茶しないって誓ってくれる?」
「―――――――…無理です。」
「…何で?」
「先ほど陛下が言ったように、自分の身は最終的に自分が守るものです。いくら護衛が居ても同じです。いざという時、動けない自分では嫌です。だから、無茶しないと誓う事は出来ません。」
「…ぎりぎりまで浩大が粘って、僕が来るまでの間だとしても?」
「それでもです。」

きっぱり言う夕鈴は、凛としていてとても眩しく見えた。
僕の心配は伝わっているんだろうか。
護衛をつけるのも、心配するのも、全部夕鈴だけだ。
君だから、夕鈴だからここまでするんだ。
それは…伝わっているのだろうか。
君にもっと強く言う事も出来るだろうけど…それはしたくないな。
何故かは分からないけど、君が君で無くなるような気がして。
だから僕は「分かった…」と言って手を離した。
少しほっとしたように見えた君に、別の不満が出てきたけど、今は何も言うまい。
とにかく、これで夕鈴の安全はある程度確保できた。
これで良しとしよう。


――――――――――――――――――――――――――――――

浩大登場の話の筈なのに、途中から陛下のターンに!
陛下、出しゃばり過ぎですよ!?
まあ、とりあえず浩大出したかっただけなので、ノルマは終了。
次回から浩大が活躍するはずです←

結局、陛下は言う事を聞かせられないという…
ドンマイ(^◇^)/~~
明日があるさ←?


おまけ↓

――――――――――――――――――――――――

「浩大!」
「なぁ~に?お妃ちゃん。あんまし呼ばないでね。俺、一応影の護衛だから。」
「…分かったわ。ところで浩大。」
「なにー?」
「浩大って強いのよね?」
「まあ、そうだね。護衛だしね!」
「じゃあ、私に手ほどきしてくれない?私、もっともっと強くなりたいの!」
「―――え?」
「こりゃ、お妃。あまり無茶を言うなて。小僧も固まっておるぞ。」
「だって!今まで立ち入り禁止区域での稽古は相手が居なかったのよ。ここに格好の的…じゃなかった、相手が居るのに、これを逃す手はないわ!」
「…今、的って言わなかった…?」
「気のせいよ。」
「…。」
「…。」


―――こうして、浩大は妃(仮)の稽古の相手もすることとなった…

めでたしめでたし。

――――――――――――――――――――――――

夕鈴、あんまり呼ばないでって言う浩大の言葉を軽く流しております(笑)
浩大、とばっちり。
ガンバ。

隠密、良いですよね(^u^)
あんな動きをしてみたい(笑)
そしたら、自分の世界が変わるに違いないwwww←当たり前


次回予告↓

夕鈴が居なかった日々を、黎翔以外で憂いていた人物がいた。
その人物は―――

次回「真実を知る者
お楽しみに!

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