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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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正しい夫婦の姿…? 3

続きです!

”普通の夫婦”がすることって―――?
その後黎翔が言った言葉に、夕鈴は―――?

――――――――――――――――――――――――

「―――…じゃあ、僕の両親がしていたことでも良いのかな…」
「え?」
「夕鈴は、それで良い?」

夕鈴は目を瞠って黎翔を見上げる。
陛下が自分から両親…先々代の国王陛下とそのお妃様の話をする事は、ほとんど無い。
下町で噂程度は聞いているが、それは噂なので当てにならない。
この間陛下から小さい頃の話は聞いたが、それは酷く寂しい話であった。
だから、これは境界の向こう側の話なのだと、自分からは聞かない事にした。
それを、陛下から仰ってくるなんて…
でも、折角陛下からの提案だもの。
それを受けるのが筋ってものよね。
それに、私の知っている『夫婦』って、下町の…ようは、庶民夫婦のことだ。
王様とお妃様の夫婦像とは、また違うのだろう。
どんな御夫婦だったのだろう?
夕鈴は少しわくわくし始めた。

「分かりました!それでお願いします!」
「―――いいの?」
「はいっ!これもお仕事ですからっ!精一杯頑張りますよっ!」

黎翔は苦笑した。
やっぱり、夕鈴は『お仕事』を頑張ろうとする。
僕は、今のままの君で良いのに。
今以上に頑張ろうとする君。
―――じゃあ、試させてもらうかな。
ふっ…と一つ笑うと、黎翔は『狼』になる。
その空気を敏感に感じ取り、夕鈴は俄かに緊張する。

「―――では」
「え…何で狼…―――うきゃっ?!」

夕鈴は体が浮き上がる感覚がして、思わず目の前の黎翔の胸元を掴む
見れば、黎翔が夕鈴を膝上から腕の中に抱き上げて、つかつかと歩いているところであった。
これは…何だか前にもあったようなっ!?
あの時は…寝台に下ろされたんだっけっ?
まさか………―――

ちらりと夕鈴は進行方向の先を見る。
―――やっぱりっ!!!

そこには寝台があった。

「へ、陛下っ、前も思いましたが、何で寝台なんですかっ!」

別に寝台じゃなくても、夫婦演技は出来るだろうにっ!
夕鈴の言葉に、黎翔は寝台へと進む歩みを一旦止める。
そして、腕の中の夕鈴ににっこりと告げる。

「夕鈴もさっき言っていたから分かると思うけど、夫婦は寝台を共にするんだよ。」
「…へっ?」

そうだったっけ…っ?
あ、そういえばさっき自分でも『夜は一緒に寝てました』とか言った様な…
うちの両親も、そう言えば一緒に寝てた気がする。
いつも一緒の寝台だったかは…あんまり覚えてないけど。
――いやでもそれに、さっき無理にはしないって言ったような気がするんですけどっ?
焦っている夕鈴は、それは自分が言ったことで、黎翔が言った訳ではない事だという事に気付かない。
目をぐるぐるさせていたら、いつの間にか寝台に辿り着いていたらしい。
トスン、と以前とまったく同じに下ろされ、黎翔に見下ろされる。

「へ、陛下…」
「―――」

黎翔は夕鈴を見下ろしながら、さてこの後どうするかと思っていた。
両親がしていたこと、と夕鈴には言ったが、具体的に両親がしていたことなど、黎翔は知らない。
でも、大体想像はつくものだ。
―――王とその妃が、寝台の上ですることなど、大凡一つしかない。
問題は、それは夕鈴にはいくらなんでも無理だろう、という事。

「…っ、えっと、それで、陛下のお父様とお母様は一体どんな事をしていたんですかっ?」

―――――――――――――――――――――――――――

ぶちぶちっ!


4へ続く

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*Comment

NoTitle 

ぶちぶちっ・・・・

ひどい・・・・ひどいわ・・・さきさん。

早速4へ!!
  • posted by ママ 
  • URL 
  • 2014.01/04 14:31分 
  • [Edit]

ママ様へ 

ふふふ(  ̄▽ ̄)✧

行ってらっさいませ~(@^^)/~~~
  • posted by さき 
  • URL 
  • 2014.01/05 11:26分 
  • [Edit]

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Author:さき
さきと申します。
「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
楽しんでいただけたらと思います。

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