FC2ブログ

雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

動き出した騒動

皆様今日は!
久しぶりの休日を満喫中のさきです!

いや~…何もない日って素晴らしい(キラキラ)
という訳で、続きです!←どういう訳だ。

許祐とデートしていた夕鈴。
しかし、許祐が怪しい動きを―――?!

―――――――――――――――――――――――――

【パラレル】
【現代・原作どちらも出ます】



「―――何?」

子分たちの話を聞いていた几鍔は、自分の耳を疑った。

「―――だから、最近夕鈴に付き纏っているあの男!あいつ、兄貴の反対勢力でうるさかった奴の代替わりで、新しくリーダーになった男なんすよっ!許祐って言うんすよね?!」
「…ああ…。」
「信じられないなら、ほら!この写真を見て下さいよ!一緒に写っているこの二人、反対勢力の幹部ですよっ!」
「―――!!!」

子分に手渡された写真には―――間違いなく、最近夕鈴の周りをうろちょろしていた、あの男だ。
一緒に不良グループの幹部も写っている。
脅されて一緒に写っているわけでも、嫌々写っているわけでもない。
―――間違いなく、こいつらは仲間だ。

几鍔は携帯を取り出した。
夕鈴のナンバーに電話を掛ける。

「―――っち!!あいつ、まだ俺の番号拒否ってんのかよっ!」
「―――兄貴…拒否られてるんですか…。」

以前も夕鈴本人に言ったが、夕鈴は几鍔の番号を拒否リストに指定している。
そのため、几鍔からは夕鈴の携帯へと連絡できない。
―――ならば。
几鍔は別の番号へ電話を掛けた。

「―――あ、俺だ。几鍔だ。夕鈴、帰って来てるか?」
『―――姉さんですか?いえ、まだ帰って来てないですけど…。何かありましたか?』
「悪いが、あいつに電話してみてくれねえか。繋がらなかったら、もう一度電話してくれ。」
『―――分かりました。』

電話を切る。
青慎からの電話だったら、あいつは何事もなければすぐに取るだろう。
それに出ないようだったら…

プルルルルッ プルルルルッ

「――!俺だ!どうだった?」
『―――ダメでした。何度か掛けてみたんですが、一向に繋がりません。』
「…そうか。」
『…あの、姉さんに何か…』
「――――――青慎。今出られるか?こっちに来て欲しい。事情はこっちで話す。」
『え…?あ、はい…分かりました。すぐに行きます。どこですか?』
「ああ、いつもの―――」

場所を説明して、電話を切る。
念のため、青慎の安全も確保した方が良いだろう。
もしかしたら、夕鈴は捕まったかもしれない。
―――俺にいつも突っかかって来る、不良グループのやつらに。


****************

「姉さん…何があったの…。」

不安にかられながら青慎は家を出る。
午前中に塾が終わった後、青慎はすぐに家に帰って来ていた。
夕鈴が出かけることは、本人から聞いていたので知っていた。
しかし、どこに行くのか、誰かと一緒なのかは全く分からないままだった。
几鍔から電話があったことを考えると、几鍔ではないのだろう。
几鍔に言われた場所に向かって走っていると、声を掛けられた。

「あ、青慎君。どうしたの?そんなに慌てて。」
「あ、明玉さん…。」

声を掛けたのは、姉の親友の明玉だった。
確か、朝も一緒だったはず。
普段全くお洒落をしない姉の為に、一肌脱いでくれたのもこの人だ。
青慎は事情を説明する。

「―――それはおかしいわね…。あのブラコンが、弟の電話に出ないなんて…。」
「これから事情を聞きに几鍔さんのところに行くところなんです。」
「―――何で几鍔さんが事情を?」
「分からないんですが、几鍔さんが来い、と言ってたので…。」
「―――分かったわ。私も行く。夕鈴に何かあったのなら、放っておけないもの。」

そうして、青慎と明玉は几鍔の元に急いだ。


************************

「――――来たか。」
「几鍔さんっ…姉さんに何があったの?」
「私も聞きたいわ。」

二人は几鍔とその子分達のいるいつもの溜まり場に来ていた。
几鍔は意外と慕われるので「兄貴」と呼んでまとわりつ…周りにいつも誰かが居る。
子分たちは特に危害を加えるわけではないので、几鍔も放置していた。
何かある時は、容赦ないが。

「じゃあ、詳しく説明する。まず、最近俺に対抗する不良グループのリーダーが代替わりしたらしい。」
「対抗って…几鍔さん。何かしたの?」
「俺は何もしてねーよ。あっちからいつも絡んで来るんだ。そいつらがグループを作って、俺に対抗しようと手を組んでるんだ。―――で、代替わりしたリーダーってのが、こいつだ。」

几鍔は先ほど自分も見た写真を二人にも見せる。
青慎は、最近姉を送って来る人だと思い、明玉は、夕鈴に交際を求めてきた男性だと思った。
その意味が分かった途端、二人は青ざめた。

「―――ちょっと、今日、夕鈴この人とデートしてるじゃない!」
「―――何だとっ!?」
「明玉さん!それ本当なのっ?」

几鍔と青慎は初耳である。
それもそのはず、夕鈴は気恥ずかしくて青慎に伝えてなかったし、明玉も几鍔に特段伝えてなかったのだから。

「おいっ、明玉、どういうことだ?!」
「許祐さんが、夕鈴をデートに誘ったのよ。それで今日、夕鈴はこの人と一緒に出かけて行ったのよっ!」
「何でこいつと夕鈴が一緒に出かけるんだよっ!」
「私が…私が夕鈴に余計な事言っちゃったから…夕鈴もその気になっちゃって…っ。」
「…姉さん…。」

みんな一様に青ざめた。

「―――こうしちゃ居られないわ!すぐに夕鈴を探さなきゃ!」
「――あ、僕も行く!」
「待て!!!」

今にも出て行きそうな青慎と明玉を、几鍔が止める。

「お前ら、夕鈴が今日どこに行ってるのか知ってるのか?」
「―――あ…。」
「ただ闇雲に探すと、時間の無駄だ。夕鈴も見つからねぇ。何か考えないと…」

そこで、几鍔の携帯が音を鳴らした。

「―――!!!夕鈴の番号だ!」
「え?!嘘っ!」
「姉さんっ!?」
「―――おいっ、夕鈴?今どこに居るんだ!!」
『―――やぁ。』
「―――っ!!?」

電話口の向こうから聞こえてきたのは、夕鈴の声ではなく、青年の声。
許祐だった。

――――――――――――――――――――――――

ぷくく~(  ̄▽ ̄)
作中で手下に言われてますが、几鍔拒否られてるwww
まあ、このネタは私がよく友達にからかわれた時に言ったネタなんですけどね。

「――良いもんいいもん。…~のアドレス、携帯の拒否リストに…」
「ちょーーっと待ったーー!」

的に(笑)
ここで使ってみるwww


次回予告↓

許祐からの電話に、不安が広がる几鍔、青慎、明玉。
救出のために動き出した頃、夕鈴は――――――――?

次回「蠢く思惑
お楽しみに!

スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

さき

Author:さき
さきと申します。
「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
楽しんでいただけたらと思います。

四季の風景時計

訪問者数

現在の訪問者数

現在の閲覧者数:

最新記事

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

右サイドメニュー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。