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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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蠢く思惑

皆様今日は(^O^)/
今日は何だか時間が無いので、これ一つで勘弁を(^_^;)

パラレルの続きです♪

夕鈴と連絡が取れなくなった三人。
そんな中、許祐から電話が―――?!

―――――――――――――――――――――――

【パラレル】
【現代・原作どちらも出ます】



「てんめぇ…」
『やぁ、元気かな?と言っても、君はいつも血気盛んだよね。』
「御託はいい!あいつはっ、夕鈴はどうした!」
『もう本題に入るのかい?短気だなぁ…。』
「おいっ!」
『ふぅ…仕方ないね。もう事情もばれてるみたいだし。』
「―――何?」
『夕鈴ちゃんは預かってる。』
「―――ッッ!!」
『返してほしければ、街外れの廃校になった校舎…と言えば分かるだろう?そこに来い。ああ、子分を何人連れて来ても構わない。こちらも相当数居るからね。―――来なければ、夕鈴ちゃんがどうなるか…言わなくても分かるよね?』
「くっ…!」
『じゃあ、待ってるよ。』
「あっ!待て」

電話が切れた。
几鍔は苛立って「チッ」と舌打ちをしながら携帯を閉じる。
不安そうに見つめる青慎と明玉。
酷だが、几鍔は事情を話すことにした。
その内容に、再び青ざめる二人。

「―――とにかく、行くっきゃねえな。おいっ!今から何人集まるっ?」
「几鍔の兄貴と夕鈴のためなら、相当の人数が集まりやすぜ!」
「おうっ!二人の恋路を邪魔する奴は、俺らが蹴散らしてやるよ!」
「行こーぜっ!みんな!」

おーーー!
っと久しぶりに暴れる予感を感じた子分たちは興奮し「あいつとはそんなんじゃねぇ!」と言う几鍔の言葉は聞こえなかった…
その様子に頼もしいものを感じながらも、青慎と明玉は、夕鈴が心配で気が気ではなかった。



―――――その様子を、二つの影が見つめていた。


********************

「――――――――――…うっ………」

頭が痛い。
頭痛で意識が戻った夕鈴は、目を抉じ開ける。
辺りは少し、薄暗い。
自分が寝ているベッドは、何だか薄汚れている。
隣にもう一台ある。
顔を巡らせて辺りの様子を見る。
斜め前には、机のようなものもある。
ぼーっとする。

「やぁ、起きたのかい?気分はどう?」

夕鈴は声が聞こえた方へと視線を向けた。
その時、頭がずきんっと痛んだが、状況を把握するのが先決だと思い堪えた。
目の前に居る人は、今日自分と出かけた相手の許祐。
その笑みは、いつもと変わらない。
でも、場所がその顔とそぐわない。

「…ここは」
「ここは廃校になった小学校だよ。」

小学校?廃校になった?
何でそんなところに私を?

「…どうしてここに?」
「几鍔を誘き寄せるだめさ。…君を使ってね。」

几鍔?
あいつがこれに関わってるの?

「…どういうこと?」
「僕は最近、あいつの反対勢力のリーダーになってね。まだ顔が知られていないうちに、あいつを倒してしまおうと思って。でも、あいつは子分がうようよ周りを囲んでいて、隙を見せない。そこで、あいつと仲が良いという君を攫えば、あいつも釣られてのこのこやって来るかと思ってね。」
「あ、あいつと私は仲良くなんかないわっ!」
「君がどう思っているのかは知らないけど、あいつはここに来ると言っていたよ。それに、電話をした時、開口一番君の事を聞いて来た。」
「な…。」
「とにかく、大人しくしている事だね。君は大事な人質だからね。」

そう言って、許祐は去ってしまった。
夕鈴は、重い体を持ち上げて、何とか起き上がる。
小学校…ということは、ここは保健室か。
入口に見張りが二人立っている。
窓から見える風景は、ここが2階だと言う事を示す。

几鍔に電話したと言っていた。
ということは、あいつがここに来るのかも知れない。
大人しくしているのがいいのか。それとも―――――――

―――どう考えたって、さっさと脱出する方が良いに決まってる!

――――――――――――――――――

強気夕鈴、降臨。
そうですよね~。
夕鈴が大人しく待つなんて、そんな思考を持っている筈ありませんよね~(笑)


次回予告↓

脱出を決意した夕鈴。
その作戦とは――――――?

次回「反撃開始!
お楽しみに!

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「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
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