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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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反撃開始!

皆様今日は(^O^)/
今日明日とやっと二連休!
心身ともに休めよう!

と言う訳で、続きです♪

許祐から几鍔へ脅迫の電話が!
その頃、夕鈴は――――?

――――――――――――――――――――――――――――――

【パラレル】
【現代・原作どちらも出ます】



夕鈴は考える。
見張りは二人。
どちらも、こっちが女だと油断しているのか、特段警戒していない。
それがチャンスだ。甘く見たことを後悔するがいい。
ちらりと視線を別の方へ向ける。
そこには――――手頃な大きさの木の棒が。
大体、夕鈴の身長くらいか。
丁度良い。あれを使おう。
武器の算段をつけると―――――夕鈴は動き出した。
見張りがこちらを見ていない隙に、さっと隠れる。

「―――あれ?あの女どこ行った?」
「え?そこに―――あ、いねぇ!」

隠れている隙に、木の棒の元へと急ぐ。
そしてベッド付近に来た許祐の子分らしき二人に近づき…振り被った。

バコーン

一人を失神させる。

「―――あ!てめっ…っ…!」

もう一人には足払いを掛け、倒れそうな勢いに乗って頭を掴む。
そのまま床に叩きつける。

「―――つっ!!」

これで二人倒した。
見張りはいなくなったが…
きっと部屋の外にも居るのだろう。
夕鈴は「う~ん…」と作戦を考え始めた。

******************

「よ~し…これで行きましょ。」

作戦を思いついた夕鈴は、とりあえず見張りの二人は転がしたまま、準備にかかる。
これは、隠れる場所も重要なのだ。
準備は整った。
夕鈴は窓の前に立つと、大きく息を吸った。

「…っせーのっ!」

ガッシャーン

窓ガラスが割れる音が校舎に響き渡る。
何事だ、と保健室に向かって走って来る足音が大勢。
夕鈴は、あらかじめ考えていた場所に隠れた。

「―――何だ?!何が起きたんだ!」
「あ!窓が割れてますぜっ!」
「―――おいっ!見張りが倒されてるぞっ!」

保健室は一気に大騒ぎになった。

「もしかして、あの窓から逃げたのか?!」
「ここは2階だぞ、そんなわけ…」
「でも、下はグラウンドで、土だ。身軽な奴なら、そう怪我はしない。」

そこまで口にした所で、子分らしき男たちは、踵を返し、急いでグラウンドの捜索に当たった。

―――部屋にまだ居る可能性を考えずに。



「―――…ふぅ…単純な奴らで助かったわ。」

夕鈴は一人呟く。
隠れていた扉の影からこっそり出る。
入口は開いたまま。本当に室内に居る可能性を考えていないようだ。
なんて好都合。
―――さあ、脱出よ!

廊下に出ると、人気はほとんどなかった。
ほとんど、と言うのは、同じフロアには気配を感じる。
遠くの方では、まだ人がいるみたい。
慎重に行動しないと。
夕鈴は木の棒を握りしめ、時々教室に入りながら歩みを進める。

―――とにかく、1階に行かないと。
外への道は、そこしかない。
階段付近に着くと、暫く身を隠す。
階段を上って来る足音が聞こえた。

「――――居たか?」
「いや、校庭には居なかった。」
「―――っち!何処行きやがった、あの女。女だと思って甘い顔してりゃ、つけあがりやがって!」

―――いやいや、攫ったのはあんたたちで、甘い顔なんて見たことないし。つけ上がってもいない。必死に逃げただけだ。何だ、この言い様は。
夕鈴は心中でツッコミを入れた。

「―――とにかく、校門に居る奴らによると、誰も出ていないらしい。まだ校舎内に居るはずだ。手分けして探せ!」
「分かった。」

そう言って、階段付近からは遠ざかった。

―――これは、見つかったらただじゃおかないだろうな…見つからないようにしないと。

夕鈴はこれまで以上に緊張しながら、階段を一段一段降りて行った。



―――ふぅ…

心の中で溜息を吐きながら、夕鈴は少し休憩をする。
先ほどから緊張しっぱなしだ。
神経が持たない。
許祐の子分らしき人間はその辺にうようよ居る。
その隙を掻い潜って歩みを進めるだけで、寿命が数年縮んでる気がするのだ。

―――こんなことに巻き込んで!許祐もそうだけど、几鍔も!後でただじゃおかないんだから!

夕鈴の怒りの矛先は、こんな仕打ちをした許祐だけでなく、その原因ともなった幼馴染にも向けられた。

―――動きづらい…でも、お妃衣装や庶民衣装…ようは白陽国の服装で動き回っていた時に比べれば…遥かに動きやすい。あの体験も、こういう利点があったのね。

妙なところで感心する夕鈴だった。
そう考えながら移動していると、やがて玄関が見えてきた。

―――外にも見張りが居るのよね…やっぱり倒すしかないかしら。

玄関を前にして、なかなか動けずにいた夕鈴。
――――それがいけなかった。

「――――おいっ!居たぞっ!!!こっちだ!!」
「――――ッッ!!」

―――やばいッ!見つかった!

夕鈴は走り出した。

――――――――――――――――――――――――

(゚д゚)…
本当に、バカばっかり(笑)
か弱…くもないけど、女の子一人、結構軽く脱出させてしまう許祐の子分たち…

…この先が心配だー…←余計なお世話?


次回予告↓

許祐の手下に見つかった夕鈴。
逃げた先は――――

次回「続く戦い
お楽しみに!

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