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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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彼女が女らしくなったワケ

皆様お晩です!

ふふふ…もう今日の更新はないと思ったそこのあなた!
残念でした!

今日はもう一つ、思い浮かんだお話があるのです!

恋人設定だけれど、甘さはどこかに吹き飛んでいるお話(おい

場面転換が多くて読みにくいとは思いますが、意味が分かれば多分面白い…かと思います!(どっちだ

それではどうぞ!

―――――――――――――――――――――――――――――

【恋人設定】



下町―――とある飯店。
僕はこの日、李順の眼を盗んでお忍びに来ていた。
夕鈴はいない。
李順に出された課題が山ほどあって、今頃部屋で奮闘していることだろう。
そんな時に何故僕が下町に居るか?
その答えは―――

「―――なぁ。最近、夕鈴見たか?」
「いや…そういや、最近帰って来て無いみたいだな。」

“夕鈴”という単語に僕の耳はピクリと反応する。
すかさず会話に集中する。

「―――王宮の仕事が忙しいんだろ。この間青慎に聞いたら、何故か苦笑いされて『姉さんは…まあ、色々大変なんです』って言われてよ…。きっと、こき使われてるんだろ。」
「『狼陛下』の御代も安定したとはいえ、まだまだ人手不足って聞くもんなぁ…」

お茶を飲みつつ、話しに耳を澄まし続ける。

「――――夕鈴と言えば、最近何だか女らしくなってきたよな。」

ピクッと、澄ました耳が反応する。
―――それは、僕と恋人になったからだ。
彼女は最近、頓に女性らしさが出てきた。
艶―――というものだろうか?
自分との恋を自覚し、僕を想う彼女は、とても綺麗になったと思う。
黎翔は自分の考えに酔いしれていた――――が。

「ああ。―――ちょっと前までは、くしゃみなんてどこかの親父みたいに『ぶええっっくしょいっっ』だったのによ。今なんてどこぞの令嬢の様に『…っくしゅっ』……―――なーんてよ。あれを見た時は、本当に驚いたぜ。」
「…マジか…」

信じられない、という様な声が聞こえた。
失礼な。あのくしゃみだって、僕は面白…気に入っていたのに。
いや…それより。
待ったをかけたい黎翔の心とは裏腹に、話しを聞かせている男は更に意気込む。

「それだけじゃあねぇ。昔は何でもすぐに首を突っ込んでは相手を殴り飛ばし…って、これは今でも変わんねぇか…じゃなくて!昔はそう言う場面を見たら、あいつは裾を絡げて全力疾走で相手の所に行って殴ってただろう?」
「あぁ…そう言えばそうだっけ?」

なんて事だ。
あれほど危ない事には突っ込まないように忠告しても、どうやら夕鈴は首を突っ込んでいるようだ。
…これはお仕置きを考えておかないと…
ほくそ笑む黎翔を置いておいて(元々会話には参加してないが)、男は続ける。

「今では、ススス…と優雅に近づいて相手を殴り飛ばしているんだぜっ?!」
「―――殴ってはいるのか…」

呆れたような声が聞こえる。
しかし、今の黎翔にはどうでも良かった。いや、良くは無いのだが。
―――何だか…聞いていると、僕の恋人になった影響と言うよりも…


************

「―――李順。夕鈴は随分女らしくなったと思わないか?」
「は?」

李順は何の事かと思うも、言われた内容を少し考え、やがて得心がいった。
眼鏡を持ち上げ、仕方がないとばかりに認める。

「―――ああ。まあ、そうですかね。最初の頃よりそそっかしさがなくなって、まあ妃らしくなったと言えばそうでしょう。」
「…認めん。」
「―――は?」

自分から聞いておいて、李順が認めて黎翔が認めないとは、これ如何に?
李順は訳が分からなかったが、黎翔は特にそれ以上何も言わなかった。


***********

黎翔は知らなかった。
あの下町の男達の会話には、続きがあった事を。

『―――まあ、でも何と言っても、時々王宮の方を見て切なげな顔をしている所が、一番女らしくなったなぁ…って思った所かね…』
『…男でも出来たのか?』
『さぁな。』


************

夜の妃の部屋。
黎翔は下町で思った事を、実行することにした。

「―――妃よ。今日はほとんど会えなくて、私は寂しかった。」
「ま…まぁ…!そうでしたの…!わ、私も寂しかったですわ…!」

いきなり始まった甘い攻撃に、夕鈴は照れつつ後ろに一歩退く。
しかし、黎翔はすぐに間合いを詰めると、ひょいと抱き上げた。

「―――ぅきゃっ」
「―――下がれ。」

人払いをする。
余りにも早い人払いで、夕鈴は抱き上げられているのも忘れ、面食らう。
しーん…と、静まり返る。

「…あの…?」
「――夕鈴。」
「はい?」
「―――私の忠告を、聞いてはいないようだな…」
「はいっ?」
「よって、お仕置きだ。」
「はいぃ?!ちょ、陛下っ、な、何を……うぎゃっ!」



その夜は随分長い間、妃の“声”が木霊したという…

――――――――――――――――――――――――

短めで。
特に台詞とか長々続ける必要もないので(笑)

意味は…分かりますでしょうか(・・;?

ちょっと昨日、お風呂に入っている途中から、夕鈴のくしゃみに『きゅうぅぅん』ってしてる陛下を思い出しまして。
そして、くしゃみの仕方、歩き方。
これらは、ほぼ李順さんが夕鈴に教え込んだと言って良いと思うので。
それが下町の暮らしに反映されて…それを聞いた陛下が、李順さんに若干嫉妬…というお話を書きたかったんです!
…あんまり嫉妬になってませんが(笑)
まあ、なんだかんだで、行動面が女らしくなったのは李順さんのおかげ。
情緒面、表情などの面は陛下のおかげ。
…て事でしょうかね(^_^;)?

それより!
途中で陛下の脳内が「お仕置き」になった事の方が問題です(-_-;)!
このお人は…!←書いたの自分、自分だぞおい!

困ったお人だ…←だからおい

では!


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  • posted by  
  •  
  • 2014.01/22 22:30分 
  • [Edit]

らっこ様へ 

そうなんです(笑)
だって…考えれば考えるほど『恋』以外で夕鈴が女らしくなった要因と言えば…
と思いまして(^_^;)

お仕置きは…ご想像にお任せ!
って書くのを忘れてました(笑)←
王様の耳は何とやら、ってやつですね!(違う)
  • posted by さき 
  • URL 
  • 2014.01/23 11:34分 
  • [Edit]

NoTitle 

≧(´▽`)≦アハハハ
李順さんに嫉妬・・・陛下、心チョーーーーーー狭。←

陛下、思考がお仕置き一色になっちゃって・・・(。→ˇ艸←)ププッ 

ゆうりんはなんだかわからないままお仕置き・・・(´;ω;`)
あわれな夕鈴ですこと。(笑)
  • posted by ママ 
  • URL 
  • 2014.01/23 21:14分 
  • [Edit]

ママ様へ 

陛下の心が狭いのは、今に始まった事じゃn(自粛

陛下の思考は、よく分からんとです(`・ω・´)←
そんな陛下に、よくお仕置きしているので、今回はこれで良いかなぁ…と←
被害者は夕鈴ただ一人のみです(笑)
  • posted by さき 
  • URL 
  • 2014.01/24 12:02分 
  • [Edit]

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