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2013.11/19 [Tue]
飛ぶ思惑
皆様お晩です(^_^)
これは、SNSにて、某M様にリクエスト頂いたお話です。
飛行機とか…航空関係の知識皆無で書いたものです(-_-;)
ですので、「実際は違う!」ということもあるかとは思いますが、大目に見て下さいまし♪
――――――――――――――――――――――――――――
【現代設定】
「珀機長。お食事をお持ちしましたよ。」
「有難う、夕鈴。―――いつも夕鈴が持って来てくれる食事が、機内での僕の唯一の癒しなんだ。」
「はぁ…(カップラーメンが?)。機長がいつもお弁当を持って来ていないので、不安でご用意させて貰ってますが…。何か他に食べたい物はないんですか?」
「う~ん…自分が買おうと思うと、何だか面倒くさくて…。」
「…。分かりました。引き続き、私がご用意させて貰いますね!(放っておくと、この人何食べるか分からない!)」
「有難う。」
そうにっこり告げる珀機長の笑顔に、私はまた赤くなってしまった。
私がこの珀機長と知り合ったのは、ほんの一週間ほど前。フライト前の、準備時間中だ。
突然あちらから呼び掛けられた。
『ねえ。君、汀さんだよね?』
『はあ…。そうですが。』
『僕、珀黎翔って言うんだけど、覚えていない?』
『…すみません。』
『…そうか…。』
『…何かございましたか?必要なものでも?あ、連絡事項ですか?』
『いや…。そうだ。夕鈴さん。今度の土曜日空いてるかな?』
『(いきなり名前で呼ぶの?!しかも、何で知ってるの!)…その日は、確か…。ああ。アメリカ上空を飛行中ですね。』
『…。そうか…。』
あれ?何だか落ち込ませちゃったみたい。
というか何でこの人、いきなり名前で呼んできたのかしら?
というか名前を教えた覚えはないわ。…どういうこと?
どこかで聞いた事でもあったのかしら。
『…じゃあさ、確か、今度○○行きの××便に乗るよね?』
『(何で知ってるの!?)…はい、そうですけど…。』
『その時、僕が機長として運転するんだ。そこで、食事の時間になったら、コーヒーを淹れて持ってきてくれる?』
『…何で私に?』
『―――君が良いんだ。』
『―――?よく分かりませんが、分かりました。コーヒーの種類は何になさいますか?』
『ブルーマウンテンで頼む。』
『分かりました。』
こうして私と珀機長は知り合ったのだが…
食事の時間に行ってみたら、副機長はおにぎりを持って来ていたのに、珀社長は何も持って来て無かった。
聞いてみたら『え?いつも持って来て無いよ?緊張する仕事だからね。お腹空かないんだ。』
とか言っていた。
『それじゃあ体に悪いです』って言ったら『じゃあ、夕鈴が持って来たものなら食べる』とか訳の分からない事言われた。
それでも心配だったから、持って来るようにはしたけど…
―――というよりも、何で私のフライトと、この人のフライトが最近いつも重なっているのかしら?…偶然かしら。偶然ね。そうに違いない。
私はカップラーメンを珀機長に差し出しながら、そんなことを考えていた。
すると、受け取った珀機長が離れていく私の手を握った。
「―――?どうしたんですか?」
「―――何を考えてる?」
「はぁ…。最近珀機長と会う事が多いな、と思いまして。何でだろう、と。」
「ああ、それなら、合わせて貰ってるからだよ。」
「―――…は?」
合わせて貰ってる?
そんなこと出来る筈が…
「管理者と知り合いでね。君と一緒の時間を過ごしたいって言ったら、同じシフトにして貰えたんだ。」
「――――――何でまた?」
「うん?聞こえてなかった?…君と同じ時間を過ごしたいからだよ。」
「―――っ!?」
夕鈴はその意味を考えて、ぼんっと赤くなった。
一緒の時間を過ごしたい?!それって…!
それって…!
そこまで考えて、ある一つの可能性に辿り着いた。
―――もしかして、珀機長って…
「―――珀機長。」
「―――何?」
「…つかぬ事をお伺いしますが…もしかして珀機長は…」
「…うん?」
「…友達が少ないんですか?」
「…へ?」
そうに違いない。
だって、私と一緒に過ごしたい、つまり。
―――話す相手が欲しい、ってことよね。
つまり珀機長には話す相手がいない、若しくはほとんどいない。
その暇な時間を、私と「一緒に過ごす」ことで紛らわせているんだわ、きっと。
うん。これなら納得いくわ。
それなら喜んで協力しよう。
「珀機長。お任せ下さい。この汀 夕鈴が、珀機長の御話し相手として、お役目果たさせて頂きますわ!ついでにお食事の方もお任せ下さいませ!」
「―――え?」
珀機長は呆然としていたが、興奮していた夕鈴は気付かない。
―――飛んでいる二人の思考が交わることはあるのか
―――それは誰にもわからない
――――――――――――――――――――――――
目指したのは
・飛行機風味(知識ない)
・甘甘(←苦手)
・「フラグばっきばきのぼっきぼき」←を目指す
です♪
え?
上に括弧で変なのが書かれてるですって?
それはきっと目の錯覚でしょう…←
珀機長が不憫ですねぇ…(笑)←
そこが楽しい♪
ちなみに空気と化している副機長さん。
実は笑いを堪えています(笑)←
設定が浮かんだら…続きを書きたいな~…(ボソリ
(もちろん、フラグぼっきぼきで←)
これは、SNSにて、某M様にリクエスト頂いたお話です。
飛行機とか…航空関係の知識皆無で書いたものです(-_-;)
ですので、「実際は違う!」ということもあるかとは思いますが、大目に見て下さいまし♪
――――――――――――――――――――――――――――
【現代設定】
「珀機長。お食事をお持ちしましたよ。」
「有難う、夕鈴。―――いつも夕鈴が持って来てくれる食事が、機内での僕の唯一の癒しなんだ。」
「はぁ…(カップラーメンが?)。機長がいつもお弁当を持って来ていないので、不安でご用意させて貰ってますが…。何か他に食べたい物はないんですか?」
「う~ん…自分が買おうと思うと、何だか面倒くさくて…。」
「…。分かりました。引き続き、私がご用意させて貰いますね!(放っておくと、この人何食べるか分からない!)」
「有難う。」
そうにっこり告げる珀機長の笑顔に、私はまた赤くなってしまった。
私がこの珀機長と知り合ったのは、ほんの一週間ほど前。フライト前の、準備時間中だ。
突然あちらから呼び掛けられた。
『ねえ。君、汀さんだよね?』
『はあ…。そうですが。』
『僕、珀黎翔って言うんだけど、覚えていない?』
『…すみません。』
『…そうか…。』
『…何かございましたか?必要なものでも?あ、連絡事項ですか?』
『いや…。そうだ。夕鈴さん。今度の土曜日空いてるかな?』
『(いきなり名前で呼ぶの?!しかも、何で知ってるの!)…その日は、確か…。ああ。アメリカ上空を飛行中ですね。』
『…。そうか…。』
あれ?何だか落ち込ませちゃったみたい。
というか何でこの人、いきなり名前で呼んできたのかしら?
というか名前を教えた覚えはないわ。…どういうこと?
どこかで聞いた事でもあったのかしら。
『…じゃあさ、確か、今度○○行きの××便に乗るよね?』
『(何で知ってるの!?)…はい、そうですけど…。』
『その時、僕が機長として運転するんだ。そこで、食事の時間になったら、コーヒーを淹れて持ってきてくれる?』
『…何で私に?』
『―――君が良いんだ。』
『―――?よく分かりませんが、分かりました。コーヒーの種類は何になさいますか?』
『ブルーマウンテンで頼む。』
『分かりました。』
こうして私と珀機長は知り合ったのだが…
食事の時間に行ってみたら、副機長はおにぎりを持って来ていたのに、珀社長は何も持って来て無かった。
聞いてみたら『え?いつも持って来て無いよ?緊張する仕事だからね。お腹空かないんだ。』
とか言っていた。
『それじゃあ体に悪いです』って言ったら『じゃあ、夕鈴が持って来たものなら食べる』とか訳の分からない事言われた。
それでも心配だったから、持って来るようにはしたけど…
―――というよりも、何で私のフライトと、この人のフライトが最近いつも重なっているのかしら?…偶然かしら。偶然ね。そうに違いない。
私はカップラーメンを珀機長に差し出しながら、そんなことを考えていた。
すると、受け取った珀機長が離れていく私の手を握った。
「―――?どうしたんですか?」
「―――何を考えてる?」
「はぁ…。最近珀機長と会う事が多いな、と思いまして。何でだろう、と。」
「ああ、それなら、合わせて貰ってるからだよ。」
「―――…は?」
合わせて貰ってる?
そんなこと出来る筈が…
「管理者と知り合いでね。君と一緒の時間を過ごしたいって言ったら、同じシフトにして貰えたんだ。」
「――――――何でまた?」
「うん?聞こえてなかった?…君と同じ時間を過ごしたいからだよ。」
「―――っ!?」
夕鈴はその意味を考えて、ぼんっと赤くなった。
一緒の時間を過ごしたい?!それって…!
それって…!
そこまで考えて、ある一つの可能性に辿り着いた。
―――もしかして、珀機長って…
「―――珀機長。」
「―――何?」
「…つかぬ事をお伺いしますが…もしかして珀機長は…」
「…うん?」
「…友達が少ないんですか?」
「…へ?」
そうに違いない。
だって、私と一緒に過ごしたい、つまり。
―――話す相手が欲しい、ってことよね。
つまり珀機長には話す相手がいない、若しくはほとんどいない。
その暇な時間を、私と「一緒に過ごす」ことで紛らわせているんだわ、きっと。
うん。これなら納得いくわ。
それなら喜んで協力しよう。
「珀機長。お任せ下さい。この汀 夕鈴が、珀機長の御話し相手として、お役目果たさせて頂きますわ!ついでにお食事の方もお任せ下さいませ!」
「―――え?」
珀機長は呆然としていたが、興奮していた夕鈴は気付かない。
―――飛んでいる二人の思考が交わることはあるのか
―――それは誰にもわからない
――――――――――――――――――――――――
目指したのは
・飛行機風味(知識ない)
・甘甘(←苦手)
・「フラグばっきばきのぼっきぼき」←を目指す
です♪
え?
上に括弧で変なのが書かれてるですって?
それはきっと目の錯覚でしょう…←
珀機長が不憫ですねぇ…(笑)←
そこが楽しい♪
ちなみに空気と化している副機長さん。
実は笑いを堪えています(笑)←
設定が浮かんだら…続きを書きたいな~…(ボソリ
(もちろん、フラグぼっきぼきで←)
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待ってますからねん♬
このバッキバキは楽しいですよね~←