FC2ブログ

雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新たな提案

皆様今日は!
今日も今日とて忙しい…(・・;)
そうなる前に、とっととupしますよ~♪

続きです!

とうとう自分の気持ちを自覚した夕鈴。
調査を続けるけれど―――?

――――――――――――――――――――――――

【パラレル】
【現代・原作どちらも出ます】
【捏造】



その後落ち着いた夕鈴は涙を拭い、明玉と共に資料の探索に戻った。
あの二人―――白家は、本当に『珀家』の子孫なのかどうか。
今度は名字から探すことにした。
『現代名字全書』で。

「白…白…―――本当に、几鍔が言ったように沢山居るわね…」

歴史上の重要人物から庶民まで。
白家は多い。
勿論先に『珀』から探したが、こちらは一切見つからなかった。
現代では誰一人として『珀』を名乗っている者はいない。
溜息をついて、夕鈴は本を閉じた。
諦めて立ち上がり、本を仕舞う。
すると明玉が、ぽんっと手を叩いた。

「―――そうだ!博物館に行ってみれば良いんじゃない?」
「―――王立博物館に?」
「そうよ!あそこには王家について何か書かれている…気がするし!」

一縷の希望を見つけたように、明玉は快活に言う。
しかし、夕鈴は少し戸惑った。
―――王立博物館に、行く?
夕鈴は生まれてこの方、一度も王立博物館に行った事が無い。
白陽の子供なら一度は必ず訪れるはずの、王立博物館。
何故か夕鈴が行こうとすると、何かかしらが起きるのだ。
小学校の校外学習では熱を出し欠席。
中学校の社会学習では、建物が一部崩落したため中止。
その後も自発的に何度か行こうとしたが、突然の大雨で避難指示がされたり、バイトに入ってくれと頼まれたり、日直を頼まれたりと行けた試しがない。
何時しか、夕鈴はそこに行く事を諦めていた。
自分には、縁が無いのだと。

「―――あれ?夕鈴?行きたくないの?」
「いや…そう言う訳じゃない…んだけど…」

行けた試しが無い所に、本当に辿りつけるのだろうか?
分からない。

「そっか…そう言えば、夕鈴は一度も行ったこと無いんだっけ?」
「行ったことが無い、と言うよりも…行けないのよね。」
「ああ。何かの呪いの様に、行こうとする日に限って、何かが起きるわよね…」

明玉も思い出したのか、遠い目をして過去を見る。
明玉は一番近くに居た親友なのだ。
自然と、夕鈴の事情にも詳しい。

「―――とにかく、何もしないでぼーっとしてても意味無いんだし、とりあえず行ってみない?」
「―――そうね…」

確かに…行ってみようとしない事には、何も始まらないかもしれない。
決意した夕鈴は、王立博物館―――王宮に、行く事にした。


**************

決意も空しく――――
土曜日。
夕鈴と明玉は学校のない休日に博物館に行く事にしたのだが…
明玉が夕鈴の家に着いた途端、土砂降りの雨が降った。
風と雷付きで。

「―――本当に、起きたわね…」
「…」

夕鈴は窓の外を見て、本当に自分は呪われているのではないかと思った。
昨日まで、天気予報も何も言って無かったのに。
今朝まで…というか、さっきまで快晴だったのに?
―――これを『呪い』と、思わない方が難しい。

「―――どうする?」

明玉は、夕鈴の顔色を窺うように聞く。
流石に、笑えない事態である。
このまま外に出れば、まず間違いなく雷の餌食。
さっきからそこら中で、落雷の音が鳴り響いている。
風も強く、大の大人でも飛ばされると思える。

「――――どうするも…この天気じゃ…」

プルルルル

その時、家の電話が鳴った。
誰だろうと、夕鈴は受話器を取った。
すると―――

『――やあ。お姉さん。』
「―――っ?貴方…!」
「夕鈴?誰?」

夕鈴は驚いて、受話器を落としそうになった。
だって出たのは―――白 翔悠だった。
明玉は不審な顔をして、電話機のハンズフリーボタンを押した。

「―――誰?」
『ああ、明玉さんですか?僕ですよ。』
「――っ!?」

明玉も声を失った。
夕鈴は、明玉がハンズフリーボタンを押したので自分は受話器を置いた。

「―――貴方、何者なの?もしかして…」
『ああ、それはここでは止めましょう。話しは…王立博物館で』
「――っ!…貴方はもう知ってるんじゃないの?私が“そこ”には行けないって…」
『ええ。』

電話のスピーカーからは、案の定落ち着いた声が。
流石に、夕鈴も苛立ちを隠せなくなった。

「だったら!」
『―――来られますよ。僕達と一緒なら。』
「―――え?」

翔悠の一言に、夕鈴はぽかんとなる。
つい間抜けな声で、聞き返す。

「―――どうやって?」
『だから、僕達と一緒なら、王宮に、入られるんです』

殊更言い含めるように、翔悠は告げる。
言葉を失った夕鈴の代わりに、明玉が反論する。

「そ、そんなの…っ、信じられるわけないでしょっ?現に、この天気で、どうやって貴方達と会えっていうのっ?!」
『会えれば良いのでしょう?』

ピンポーン

スピーカーの声の後、すぐにインターホンが鳴り響いた。
夕鈴と明玉は顔を見合わせた。
―――だって、そんな、まさか。
夕鈴と明玉は、電話をそのままにして、玄関へと行った。
ドアを開けると…

「ほら、ね?―――会えた。」
「こんにちは。」

―――白姉弟が、立っていたのだ。

――――――――――――――――――――――――――――――

これ何て言うメ○ーさん(笑)
某所でそれを思い出したと言われ、きっと私の頭に巣食っていたと思わrごほっごほっ!!!

夕鈴は過去に一度も王立博物館に行ったことが無い。
と言うことは、確か以前にも書いたはず…はず…(怪しい)
確か書いた!(確証は無いくせに断言してみる)

行けない理由、呪いっぽい現象などの説明も、いつか判明するはずです。
いや……分かる人には、私の思惑はバレバレなのかしら…(・・;?


次回予告↓

現れた白姉弟と共に、王立博物館へと行くことに。
しかし、白姉弟から言われた言葉は――――?

次回!
曰く付きの王立博物館
お楽しみに!

スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

さき

Author:さき
さきと申します。
「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
楽しんでいただけたらと思います。

四季の風景時計

訪問者数

現在の訪問者数

現在の閲覧者数:

最新記事

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

右サイドメニュー

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。