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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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曰く付きの王立博物館

皆様お早うございます♪
…はっ∑(・o・)
このブログで初めてじゃないでしょうか…!
「お早うございます」なんて…!(おい

今日は友達とカラオケに行くので、早めにupなのです♪
てなわけで、続きです♪

王立博物館に行こうとするも、障害が――
そこに、白姉弟が現れ―――?

―――――――――――――――――――――――――――――

【パラレル】
【現代・原作どちらも出ます】
【捏造】



とりあえず、夕鈴は慌てて二人を家に入れる。
二人がずぶ濡れだったからだ。

「覚悟はしてましたが…凄いですね…」

何を『覚悟していた』のかは知らないが、翔悠はそう言った。
怪訝な顔をしながらも、熱いお茶を淹れる。
明玉も、警戒心を露わに二人を見つめていた。
ちなみに青慎は、今日は塾で居ない。
麗鈴は優雅に髪を拭きながら、にこりと夕鈴に笑みを見せる。
その仕草に、思わずどきりとしてしまった。
色気が、半端ない。
まるで陛下を相手しているようだった。
―――やっぱり、この二人。陛下の子孫っぽいな…
妙な確信を得る夕鈴であった。

「まあともかく。僕達と一緒なら、お姉さんは王立博物館に行けますよ。」
「――その確証は?」

明玉が不信感もあらわに聞く。
正直、この二人は分からない事だらけだ。
本当に家に上げて良かったのか。
明玉はこの時ばかりは、夕鈴が無防備に見えてならなかった。

「確証なら―――ほら…」

翔悠が窓の外を指差す。
…そう言えば、先ほどから静かになっている…気がする。
―――まさか、そんな、馬鹿な。
先ほどと似たような言葉を心中に浮かべながらも、夕鈴と明玉は外を見る。
―――外は、雲を掃いた様な快晴へと様変わりしていた。

「―――まさかっっ!!」

思わず口を突いて出た。
先ほどまで人死にが出そうな程の天気だったのに。
変わり過ぎだろう!

「良かった…文献には書いてましたが、自信は持てなかったので…でも、これで大分掴めてきましたよ…」
「―――?何か言いましたか?」

声が小さくて、翔悠の言葉は聞き取れなかった。
それよりも、聞きたい事がある。

「―――それで、私は行けるのですか?」

それだけが気掛かりなのだ。
これまで一度として行けなかった、王立博物館。
本当に、この二人と一緒なら行けるのだろうか?

「ええ、行けますよ。現に、天気は回復したでしょう?」
「…」

確かに。
先ほどまで絶対に行けない空気だったのに。
これほどまでに回復するのだから、その言葉に偽りは無いのだろう。

「―――分かりました。―――連れて行って下さい。」

決意を新たに、夕鈴は強い眼差しで言う。
その夕鈴を、白姉弟は眩しそうに見た。
そしてすぐに立ち上がる。

「それでは、行きましょう。」
「―――待って!私も行くわ!」

明玉も立ち上がった。
しかし白家の姉弟は、肩を竦める。

「貴女は遠慮して下さい。」
「な…っ、何でっ?!」

明玉と夕鈴は目を瞠った。
まさか、ここで止められるとは思って無かった。
一緒に行けるものだと思っていたから。

「明玉も、一緒に行っては駄目なのですか?」
「無理です。――きっと、拒まれる。」
「――え?」

拒まれる?何に?
それに答えるかのように、翔悠は言う。

「王立博物館…元王宮が、曰く付きなのはご存知ですか?」
「曰く付き…?」
「そうです。―――後宮には何故か誰も入れない、というものです。」
「あ…」

聞いた事がある。
博物館を運営する人も観光で来た人も、誰も彼も『そこ』には入れないって。
理由があった気がするんだけど…何故か覚えていない。
翔悠は神妙な表情で続けた。

「『入った』と思っても、すぐに入口に戻ってる。何度やっても、同じ事の繰り返し。…まるで、何かに拒まれているように…ね。」
「―――」

夕鈴はぞくり…とした。
…聞いた事、あるかも知れない。
でも、何だか怖くて…その手の話は、苦手なのだ。

「…大丈夫?夕鈴…あんた、そういう話苦手じゃ…」
「は、ははは…はっ。だ、大丈夫に決まってるじゃない!そ、そそそれくらい…っ!」
「…蒼褪めて言われても…」

顔色を蒼くして涙目になりつつ言う夕鈴に、溜息を吐く明玉。
それを観察しつつ、翔悠は二人に見えない所で『ある物』を見る。
確認後、すぐに閉じて鞄に戻した。

「――――では、そろそろ行きましょう。」
「…って、ちょっと待って。その…拒まれる、って話は分かったけど。後宮以外なら、私も拒まれないんじゃないの?だったら、行っても良いじゃない。」

そうだ、確かに。
明玉が言うように、誰もが拒まれるなら、それは私たちも同じだと思う。
何で明玉だけ行っては駄目なの?

「―――これは一部の者しか知らない事だけど…僕たちは『関係者』だから、拒まれない。夕鈴さんは…紛れもなく『関係者』で…でも明玉さん、貴女は違う。『夕鈴さんの友人』と言うだけで『関係者』ではない。」
「――っ!」

それもまた正論だった。
夕鈴は、現代からすれば『過去の世界』とはいえ、あの王宮で過ごした事があるのだ。
『関係者』と言えるのだろう。
でも明玉はその点で言えば、無関係だ。
ちらりと明玉を見る。

「―――明玉。私、行ってくるわ。」
「―――…でも…」
「心配しないで。必ず何かを掴んで、帰って来るから。――もし青慎が帰ってきたら、心配するだろうから、留守番を頼んでいい?」
「…分かった。気を付けて。」

にこりと笑顔で明玉に告げ、次いで二人に向き直る。
…この人たちも『関係者』と言っていた。
やはり、陛下と関係が…少なくとも、王宮に関係している人たちという事は分かった。

向かうは、元王宮―――現在の、王立博物館。そこで何かが、判明する。

――――――――――――――――――――――――――――――

ちょっと色々考えながら書いたので、後で穴が発覚するかもです!
その時は、全力で謝りますから許して下さいませよ!←言い方

この辺りは、本当にタイトルの付け方に苦労した記憶があります(今もですが)
上手いタイトルの付け方…
ネーミングセンス…
ネーミングセンスの神様よ、降りてこい!
いや、降りて来て下さい!(懇願)


次回予告↓

王立博物館へと向かう夕鈴。
白家の二人の思惑は―――?

次回!
手繰り寄せた運命
お楽しみに!

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「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
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