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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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こわい

方言SS第2弾♪

これも結構使う表現かな?

―――――――――――――――――――

【原作設定】
【捏造】


夜―――後宮。
政務から解放された黎翔は、愛しい妃の元へと向かった。
―――しかし、いつもいる部屋に妃の姿はなかった。

「――夕鈴?」

問いかけるとすぐに返事があった―――寝所から。
寝所から出てきた夕鈴―――見ると顔は赤く、ふらついている。

「ゆ、夕鈴。具合でも悪いの?」
「…へーか。」

おかしい。僕が近づくと夕鈴が退く。一歩近づく。夕鈴が一歩下がる。

「―――ゆうりん?」
「へーか…こわいです。」

―――え?
黎翔の動きがぴたりと止まる。
夕鈴は今何と言った…?
…怖いと言わなかったか?

「…何が?」

いけない。少し冷たい言い方になってしまった。
でも意にも介さず夕鈴は答える。

「体が…」
「体?」

僕の体が怖いのだろうか。どこが?

「膝も、手も、足も、頭も…ともかくどこもかしこも…こわいんです。」

そんな!!!全部じゃないか!!!
そんなに僕は怖いのか!?今は狼じゃないのに!

絶句していると夕鈴の方から声をかけられた。その顔は赤くて今にも泣きそうな顔をしている。

「…もう駄目です。耐えられそうにありません。…すみませんが、今夜は相手を出来無さそうなので、陛下は自室にお戻りください。」

本当に辛そうに言われてしまったので、黎翔はすごすごと自室へと戻った。



その後、夕鈴の指示があった侍女から、「風邪を引いたので、しばらく私の部屋に来ないでください。」と言われてしまった。
なるほど、顔が赤かったのは風邪を引いていたからか。
…では「こわい」は?あれはどういう意味だ?
……風邪を引いて弱っている時に、ポロっと本音が出たのではないか?

そのような考えに囚われた黎翔は、3日後、元気になった夕鈴から事情を聞いた浩大から真相を聞くまで、政務室で吹雪を巻き起こした。

そして「こわい」の真相を聞いた黎翔は、3日間の不機嫌をどう夕鈴に仕返ししようか、考えを巡らせた。


――――――――――――――――

「こわい」は北海道弁で「疲れた、しんどい」という意味になります。
自分は、あまりにも疲れてだるい時、体調悪くて体が超しんどい時に「こわい」を使います。今にも倒れそうな時とか。

ちなみにこれは派生作品です。
最初の原案はこちら↓

「へいか…体が…こわいです。」
「え…?怖い?」
「膝も、手も、頭も…こわいんです。」
「え?え?自分の体が?それとも僕が!?」
きょろきょろするへーか。
「…もうだめ。私、自室に下がらせて貰いますね。」
「え――?うん…?」
―――結局何だったんだ?



ああ…体がこわい…やっぱり風邪かな…(今日の私)

→仕返しへ


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さきと申します。
「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
楽しんでいただけたらと思います。

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