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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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仕返し

方言SS第3弾。
前回の「こわい」の続きです。

「こわい」で陛下が夕鈴に翻弄されたので、その陛下が仕返しをする、というお話です(笑)

――――――――――――――――――

【原作設定】
【捏造】


「へーか!?どうなさったんですか?!」

夜――後宮。夕鈴の自室。いつものように黎翔が来るのを待っていた夕鈴は、その姿を見て思わず駆け寄った。そこにいたのは、ふらついて今にも倒れそうな黎翔であった。
黎翔は人払いした後、長椅子にぐったりと座った。

「うん…。幽鬼と狸と狐とメガネに散々こき使われて…頭休める時間がいつも以上になかったんだ。」

全く。人を何だと思っているのか。いくら普通の武人よりも体力があるからとはいえ、頭を使う労働はまた別だ。最近では、机仕事が苦手なのを分かっているのに、わざとやっているのではと訝しむほどにこき使われる。

「それは…大変ですね。私にも何か手伝えたらいいのですが…」

実際それは無理な話だ。後宮に住むただの下っ端妃が、国王陛下の政務を手伝えるはずかない。しかし次の黎翔の言葉はそんな夕鈴の考えを覆すものだった。

「うん…じゃあ、手伝ってもらおうか。」
「え!!??本当ですか?!いいんですか?!」

びっくりだ。まさか本当に手伝っていいなんて言われるとは。
―――でもその顔が、何やら妖艶に見えるのは気のせいだろうか。

「―――夕鈴。」
「…何でしょうか。」
「僕…こわいんだ…。」

―――陛下が何かを「怖がる」とは思えない。じゃあ、「あっち」の意味かな…?

「…え?…え!何処がですか?!い、今すぐ侍医に―――」
「いや、夕鈴にしか直せないんだ。」
「…どういうことですか?」
「…僕、頭が…こわいんだ。―――夕鈴、こっち来てくれる?」

そういって陛下が指し示したのは、長椅子の隣。
言われた通りに、陛下の隣に座る。
すると―――

「―――!!!へ、陛下!?」
「ん~~?なあに?」
「いや、この体勢は…!どうかと思うのですが!」

それもそのはず。私が長椅子に座った後、陛下の体が傾いだと思ったらその頭が私の膝に乗っていた。これは俗に言う「膝枕」である。
男の人を膝枕したことのない夕鈴にとって、居た堪れない状況である。

「あ、あの!頭が辛いなら、薬を…」
「――夕鈴。」
「な、何ですか?」
「―――頭、撫でてくれる?」
「―――え?」

何を言っているのだろうこの人は。頭を…撫でてくれ?そんなことで頭の辛さが治るわけないじゃない。いや、こわいと言っているのだから、それもありなのか?

「夕鈴に頭を撫でて貰ったら、こわいのも良くなると思うんだ~。」

笑顔で陛下が言ってくる。
どうしよう。恥ずかしい。ものすごく恥ずかしいのだが、陛下が「良くなる」と言っているのだから、ここはバイト妃として期待に応えるべきだろう!

「わ、わかりました。で、では…頭に触れさせて頂きますね…。」

そう言って柔らかい感触が頭に下りてくる。
ああ、やっぱり夕鈴の手は温かくて気持ちいいな。
夕鈴の手が僕の頭に沿って、髪を撫でるように上へ下へと行き来する。

―――暫くすると寝息が聞こえてきた。

「―――やっぱりお疲れだったのね…。少しの間…お休みなさい、陛下。」

そう言ったら陛下の顔が微笑んだ気がした―――


――――――――――――――――――――

でも、少しの間だけです(笑)
ええ、夕鈴の足が痺れちゃうので。
そう長々と陛下に美味しい思いはさせません。

あまり「頭がこわい」は使わないんですけどね(笑)
陛下の頭撫で撫でのために無理やりこじつけました^_^;
基本は体がこわい、という形で使います。

それに、実際陛下はそこまで頭辛くないんじゃないかな…
いや、政務では疲れてると思うけど。
「こわい」ほどではない。ええ、絶対。
夕鈴に頭撫で撫でされたいがための作戦でした~(@^^)/~~~


うわっ。
初期の頃の私の陛下は、まだまだこんな感じだったんだ(笑)


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*Comment

 

方言って、面白いですね^^
一気読み!(*^^)v

夕鈴の膝枕許しちゃダメよ!さき様!←
まだまだ上げられないわよね~
  • posted by ママ 
  • URL 
  • 2013.11/21 22:56分 
  • [Edit]

Re: タイトルなし 

ママ様へ

え~…膝枕もダメなんですか(;゚д゚)?
ママさん厳すぃですねぇ(笑)

北国はさり気無い方言が多い(主観)ので、方言って気づかない事が結構多いですwww
  • posted by さき 
  • URL 
  • 2013.11/21 23:54分 
  • [Edit]

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「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
楽しんでいただけたらと思います。

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