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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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そこから全ては始まった

それでは記念すべき第1話を掲載します。
こちらは臨時花嫁誕生編。
夕鈴が臨時花嫁になるまでのお話です。

――――――――――――――――――――――――――――――――

【パラレル】
【現代・原作どちらも出ます】


―現代・白陽省―

キーン コーン カーン コーン

下校時刻のベルが鳴る。

「いけない!今日は野菜の特売だったわ!」

バイトが休みで図書室で勉強していた夕鈴は、慌てて鞄を持って下校する。


帰り道にスーパーに寄って、満足のいく買い物が出来た夕鈴は、今夜の夕食の献立を考えながら帰り道を歩いた。そこに突然の雨が降ってきた。

「きゃあ!大変!せっかく買ったものが濡れちゃう!」

荷物が濡れないよう気をつけながら、夕鈴は慌てて家に帰った。




「姉さん、お帰りなさい。」
「青慎、ただいま!…もう!突然雨が降ってきて大変だったわ。中身濡れてないかしら…。」
「それより姉さんの方がずぶ濡れだよ。着替えてきた方がいいんじゃない?」
「でも早く冷蔵庫の中に入れなきゃいけないものもあるから…」
「それは僕がやっておくから。姉さんは着替えてきなよ。」
「…!(何て優しい子なの?!)わかった!青慎、お願いね!私は着替えてくるわね!」

心優しい弟の言葉に甘えて自分の部屋に戻って着替えてこよう。
そして勉強を頑張っている弟に、温かくておいしい夕飯を作ってあげなきゃ!
そう思って夕鈴は自室へと向かった。



「…はあ~…。結構濡れたわね。」

部屋にある鏡台で自分の姿を確認する。
制服はずぶ濡れ。頭の上の方で作ってる、兎の耳のような形の髪形も今はぺしゃんこだ。
とりあえず髪を解き、制服を脱ぐ。私服に着替えた後、鏡台の椅子に座って濡れた髪をタオルで軽く拭く。そして再び同じ髪型にする。

確認するために手鏡を持ち、椅子をくるりと回して鏡台の鏡を背にする。
手鏡を顔の前に持ってきて、髪形が曲がっていないか、変に飛び出していないか確認する。

「よし、これで準備はOKね。」

そう言って、手鏡から目を離そうとした時――

「!!??」

夕鈴は思わず背後にある鏡台の鏡を振り返った。
何も映っていない。今のは気のせいだったのか。
いや、でも…確かに…

「い、い、い今、…何か映ってなかった…?」

夕鈴は自分の目を疑った。そして声が出ないくらい驚いたのだ。
何に驚いたって――

手鏡から目を離そうとした時、そこに映っている鏡台の鏡に、
何か…そう、人…のようなものが見えたような気がしたのだ。

「き…気のせいよね…。」

そう言って、もう一度手鏡の中の鏡台を見た時―――

――――その鏡の中の、鏡台の鏡が一面、白い光を発し


―――夕鈴の意識は暗転した


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

最初の頃は、一話一話が短いです。
特にこの第1話は「序章」も兼ねているので、物凄く短いんです。
これからどんどん長くなったり…また短くなったり…(どっちだ

次回予告↓

鏡が光って、気を失った夕鈴。
次に目覚めた場所は―――え?牢屋?!

次回!
第2話「暗闇での混乱
お楽しみに!

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さきと申します。
「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
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