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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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臨時花嫁誕生

皆様こんにちは(^O^)
臨時花嫁誕生編。おまけを除いて、これで最後です♪
パラレルはまだまだ続きますが、一つの編としてはこれで〆です。

それでは第16話、最終話をお送りします♪

刺客の脅威は去った。
しかし、黎翔が夕鈴に言い出した事は―――!?

――――――――――――――――――――――――

【パラレル】
【現代・原作どちらも出ます】




手は黎翔に掴まれているため、腰も掴まれたら身動きが取れなくなった。
直前に腰を痛めていた為、少し痛がって顔を顰めると、腰を掴む手はそのままに、陛下の方が近づいた。

「―――!!」

ここまで来られたらほぼ密着である。
生まれてこのかた17年。身近な異性は家族と幼馴染だけ。
それもこんなに密着するのは最近では弟としかしてない夕鈴には、些か刺激が強すぎた。

「―――へ、陛下!離れて下さい!」
「嫌だ。」
「何でですか!?」

もう夕鈴は涙目である。
どうしてこうなったのか。何故密着するのか。
もう全てが分からない。

「…花嫁になってくれる?」
「だから、それは!」
「それ以外にここに居られる選択肢はないよ。」

…花嫁役をやらないと、ここに居られない?ほっぽり出されるのだろうか。
でもそうすると未来に帰れないかもしれない。私が目覚めた時は後宮にいたのだから。
後宮に居るためには、何でもするつもりだった。
掃除でも炊事でも洗濯でも…何なら溝拾いでも。
それが…陛下の花嫁役?
いやいやいや、有り得ない。
それを言ったら未来から来た自分も有り得ないが、その自分が陛下の花嫁役をやるなんて…やっぱり有り得ない!!!
ああそれに!
迫りくる陛下にも耐えられない!
説得するだけなら何でこんなに密着するのかとか、
どうしてそんなに妖艶な雰囲気をだすのかとか、
混乱していた夕鈴には考え付かなかった。
だからつい言ってしまった。

「どうする?…夕鈴。」
「―――っ!わ!分かりました!やります!陛下の花嫁役をやりますから!だから早く離れて下さい―――っ!」

そう言ってべりーーーっと陛下から離れて、逃げるように距離をとった。
息を乱して真っ赤になる夕鈴を見て陛下は笑った。

「そっか。良かった。じゃあ、これからも宜しくね、お嫁さん。」
「――――――っっ!!!!」



***************

初めて君を見つけた時から気になっていた。
触れた時、抱き上げた時、温かい気持ちになったのは何故だろう。
実際話してみたら、君は予想外のことばかり言う。
未来から来た、自分の時代では白陽国は過去の国、それだけでも信じられないのに。
省だとか、こうこうせいだとか、がっこうだとか、知らない単語だらけで混乱した。

それでも君は嘘をついているようには見えなかった。
人の眼を見てまっすぐ話す。混乱さえしてなければ、状況を冷静に把握できる。
家族の話をする君はくるくる表情も変わって面白くて飽きない。
感情に表裏がないから、一緒に居て安心できる。

それで君と毎日会っていたら、妙な噂を流された。君が妃だと。
それから茶器に毒が仕込まれもした。いずれ刺客も来るだろうと思った。
李順から臨時の花嫁として雇ってはどうかと言われても、迷った。
君は未来に帰りたがっていたから。
それに、そんな君を自分の妃にしたら、余計に危ない立場に立たせるんじゃないかと思った。
だから伝えることを迷っていた。李順が何と言おうと。

なのに李順が勝手に伝えて、そしてその答えを夕鈴に聞いた時は「やはりな」と思った。
その時には既に君を気に入っていたから、本当はここに居て欲しかった。
だけど、帰りたがっている君を無視することは出来なかった。

そんな時に君は刺客に襲われた。
しかも侍女に危害が加えられないように、中の構造も知らない王宮の方へ。
僕は探した。君の無事な姿を。
見つけた時、本当に怪我がなくて良かったよ。
しかし…
いくらなんでも刺客相手に無傷というのは何故なんだろう。
そこも気になるところだ。
あの時確かに君は「攻撃を避けていた」と言った。
それが本当なら…
私の心配は杞憂だろう、と思った。

だから遠慮はしなくなった。
君を花嫁にすることに。
ちょっと強引なやり方だったけど、君は了承してくれた。
いつか未来へ帰る日が来るかもしれないが、
それまで君は私の花嫁だ。

黎翔はくくっと笑った。
まだまだ謎だらけの君だけど、これから分かってくるだろう。
何せ、君は隠し事が出来そうにないしね。

さあ、これから楽しい毎日が待っている―――
狼は不敵に笑った。

*************

「…それで、夕鈴殿。臨時の話をお受けしてくれるのですね?」
「はい。」
「宜しい。それでは私がお妃に必要な教養をじっくりみっちり教育させて頂きます。」
「…ええーーーーーっっ!?」
「それなら僕も…」
「陛下は政務がぎっちりみっちり詰まっております!!!」
「えー…」

国王夫妻(仮)は二人揃って項垂れた。
それを側近は厳しい眼差しをもって黙殺した。


―――――こうして、現代からタイムスリップしてきた夕鈴の
「臨時花嫁」生活は始まりを告げた―――――――――――!

――――――――――――――――――――――

やっと一段落です♪
陛下…ちょっと強引って…かなり強引でした。ええ。
自分の話の運び方も←

溝拾いし始めようとした時はどうしようかと…!(;一_一)
まあ、混乱した頭で弾き出す答えに、碌なものは無いです。
後悔先に立たず。


臨時花嫁になるまでの経緯でした。
原作とは大分違うので、これから起きる展開も全く違います。
とはいえ、原作沿いに話を展開させることもありますが(笑)

さて。
折角のブログですし「臨時花嫁誕生編」のプロットでも公開しましょうかね(・・?
めっちゃ矢印とかありますが(笑)

その前におまけを掲載しますが←

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「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
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