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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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暗闇での混乱

第2話です。
現代で突然の光に気を失った夕鈴は――?

―――――――――――――――――――――――――――――――――

【パラレル】
【現代・原作どちらも出ます】



「―――う、ん………。」

何だろう、体が重い。背中とか首とか痛い。

夕鈴は少し身じろぎして目を開けた。
真っ暗だ。
いや、正確には月明かりがあるので、少し照らされていてこの場所が何なのか分かった。

「ろ、うや…?」

まだ頭がぼーっとする。あまり深く考えられない。
何故こんなところにいるのか。自分はどうなったのか。

「え―――…っと…。」

確か今日は野菜の特売日だったはずだ。
それでスーパーに行って、埋もれている中から良い野菜を見つけて満足した。
今夜は具沢山スープにしよう。

「じゃなくて…。その後…」

そうだ。突然の雨に見舞われて、急いで帰ったんだっけ。ずぶ濡れになって。
そしたら青慎が部屋で着替えてきて、って言ってくれたから、自室に行って。着替えて。
そして―――?

「あ!思い出した!確か…鏡が…光って…」

そこまで思い出してゾッとした。
何だろう。その前に何か見た気がする…。
思い出せない。



「…というか、今はいつ?そして私は自室にいたはずよね…ここはどこ?…月が出てる…ってことは、もう夜よね。」

そこまで独り言を呟いて、夕鈴は気づいた。

「夕食!まだ作っていない!青慎に温かいご飯を作ってあげなきゃいけないのに!そして私もお腹が空いているわ!早く戻らなきゃ!」

非現実的な状況に、現実逃避をしている夕鈴である。
現実的に、自室にいて、目が覚めたら牢屋にいるという状況に不安を覚えてもいいはずだが、混乱していて頭の理解が付いていかない。
しかしさすがに閉じ込められているという状況は理解できたので、夕鈴は辺りを見回した。

「出入り口っぽいところには…やっぱり鍵が付いてるわよね…。窓…は高さがあるし、小さいから無理。格子の隙間は通れないかしら?…さすがに無理よね。」

さすが牢屋である。逃がさない構造はバッチリかと、夕鈴はおかしい状況に逆に冷静になり始めた。鉄格子を背にして、壁に向かい顎に手を当て、考え始める。

「壁が実は脆くなっていて、叩いたら壊れたりしないかしら…?」
「起きたのか。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

パニックになる場面で、逆に冷静になること、ありませんか?
周りが混乱していると、自分は逆に冷静…とか。
今回の夕鈴はそれです。
今の状況に現実味が無さ過ぎて、逆に冷静になってます。
これが後にも活きてきます。

最後に出てきた人物。
もうお分かりですよね?

次回予告↓

牢屋で目覚めた夕鈴。
そこにやってきた人物とは―――?!

次回!
第3話「紅い狼との邂逅
お楽しみに!

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「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
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