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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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帰ってきた日常

お晩です。
今日は家の大掃除をしていたので、更新が遅れましたよっと。

パラレルの続きです♪

現代へ戻ってきた夕鈴。
白陽国の事を思い出しながらも、日常へ―――

――――――――――――――――――――――――――

【パラレル】
【現代・原作どちらも出ます】



あれから一週間が経った。
あれ以来、合わせ鏡をしてみても「白陽国」には行かない。
きっと、もう日常に戻ったんだ。そうに違いない。
あのような事態にはもうならない。良かった。
今日は金曜日。
学校からの帰り道。私はこれからスーパーに買い物に行こうと歩いていた。
その途中で、嫌な奴と顔を合わせた。

「げっっ!!!」
「―――よう。」

そこに居たのは私の<元>幼馴染の几鍔だった。
いつもここは通らないはずなのに…何故今日に限って!?

「相変わらず変な顔してるな。もてねーぞ?」
「余計なお世話よ!っていうか、何であんたにそんなこと言われなきゃなんないワケ!?」

人がもてよーともてまいと関係ないじゃない!
人と顔を合わせるたびに…何でいちいちこんなこと言われなきゃならないのよ!

「大体あんた、何でここに居るの?いつもはここ通らないじゃない!」
「青慎が心配してたぞ。姉さんが元気ない、ってメールが来た。」
「何であんたが青慎とメールのやり取りしてんのよ!?」
「――お前…」
「な、何よ…」

そう言って几鍔は私の頭に手を伸ばしてくる。
私は少し警戒して身構える。
でもそんなことはお構いなしに几鍔は私の頭の――髪飾りに触れた。

「―――お前…こんな髪飾り持ってたか?しかも…これ高いんじゃないか?誰に貰ったんだよ。」
「な…!何で誰かに貰ったかって分かるのよ!私が買ったかもしれないでしょー!?」
「だってお前、こんな高そうな髪飾り絶対買わないだろう。どうせ『そんなもの買うお金があったら、青慎の勉強の為に費やすわ!』とかなんとか言って。それなら、誰かに貰うしかないだろう。」
「うぐっ」

確かに。
いつもの私ならこんなの買わない。
それに私が言う事もこいつが言い当てた内容と合致する。
でも…それを認めるのはなんか癪だ。

「―――で、誰に貰ったんだ?」
「そんなのあんたに関係ないでしょーー!?」

「白陽国」で陛下からもらった、玉で出来た桜の簪。
―――こいつが「高そう」って思うってことは…相当高いんだ…。こんなに高価なもの貰っちゃったのに…私は何も返せないまま…帰ってきてしまった…。
何だか罪悪感が生まれてきた。
あんなに良くしてもらったのに…と。
ここ数日間の堂々巡りで悩んでいたことが、まさか弟にばれてたなんて。
修業が足りないわね、私も。
夕鈴の思考がかなり脱線し始めたところで、几鍔が話し掛けてきた。

「―――まあ、それはどうでもいい。それよりもお前、来週の土曜日空いてるか?」
「何であんたにそんなこと言わなくちゃいけないワケ?」
「この間大学の友人から…何でも本当は彼女と行くはずだったんだけど、予定が合わなくて行けなさそうだから、俺にくれたんだよ。何故だか三人分あるから、青慎と俺とお前の三人で行かないか、って誘おうと思ってな。」
「何で私があんたと遊園地に遊びに行かなきゃいけないわけ!?青慎とならともかく!」
「俺と青慎だけだと、お前、どうせ煩いだろ。」
「そりゃそーよ!何であんたみたいな不良と、私の可愛い弟が一緒に遊ぶことになるの?!」
「だったらお前も来りゃあいいだろ。」
「いやよ!何であんたなんかと!」
「お前はともかく、青慎にもたまには羽を伸ばす機会も必要だろ。あいつ勉強ばっかで外に遊びに行ってないんだろ?お前も姉として、そこんとこ協力したらどうなんだ。」
「う…っ!」

それは…そうかも。
青慎は本当に努力家で勤勉な勉強家で…
私が苦労している姿も見ているから、我がままを一切言わない。
思いやりのある優しくて可愛いあの子の事。
どこに行きたいとか、何が欲しいとか、そういう事を全て我慢してきたかも。
たまには…遊園地くらい良いかしら。
でも…こいつと一緒というのが気に入らない!
が、しかし。
遊園地のチケットを持ってきたのは几鍔だ。
いくら気に食わない相手でも、その張本人を無視して青慎と二人だけで行くというのは…どうなんだ?
癪だけど…

「分かった。青慎にも聞いてみる。」
「ああ。じゃあ、決まったら青慎からメールするように言えよな。お前、俺のアドレス拒否してるだろ。」
「あんたとメル友だなんて、冗談じゃないわ!」

そう私は叫んだけど、相手はどこ吹く風で去っていくところだった。


――――――――――――――――――――――――

几鍔と夕鈴の関係性は…原作と特に変えては…
…あれ?どうだったっけ?
変えてたような…気がしてきた!
そのうち出てきます!

アニキ!
私はやっぱり兄貴が好きかもしれない!
え?陛下?
いやだってあの人は(自粛


次回予告↓

几鍔に遊園地に誘われた夕鈴。
そこで待ち受けていた試練とは―――――?

次回!
第7話「楽しい遊園地
お楽しみに!

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「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
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