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雪の箱庭

「狼陛下の花嫁」二次小説を書いています。SNSで書いたものを掲載します。

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混乱、再び

皆様こんにちは(^O^)/
昨日一昨日と忙しかった私です。

パラレルの続きです♪

再び白陽国へとやってきた夕鈴だったが―――

―――――――――――――――――――――――――――

【パラレル】
【現代・原作どちらも出ます】



「―――ええっ!!?二ヶ月!?私がいなくなってから二ヶ月も経っていたのですか!?」
「うん、そう。未来では違うの?」
「…現代では、15日しか経っていませんよ…?!」

びっくりした。驚愕の事実だ。
私が現代…こちらで言う「未来」…では、15日程の時間が…こちらではまさかの二ヶ月。
そんなに経っていたとは…もうびっくりすぎて声も出ない(出ていたが)。
私は現在、お妃衣装を着て、陛下と共に四阿に居た。



こちらに来てすぐは、何せ陛下の寝所に居たので寝ることなど出来ず、寝所から出て陛下の自室で一夜を過ごした。勿論、陛下も起きて寝室から出てきた。眠気が吹っ飛んだのだろう。
二人で少しお茶を飲みながら、とりあえず双六でも、という流れになった(何故?)。
そして明け方になり、陛下付きの侍女の方が来て――――驚かれた。
服は陛下が夜着の上着を貸してくれたので、ばれずに済んだ。
しかし、突然後宮から姿を消した妃が、またもや突然陛下の部屋に出現したのだから、その心境や如何に。
さぞかし仰天したことだろう。
すぐに私付きの侍女がやってきて(この間5分以内)、私の姿を見た瞬間に泣き崩れてしまった。
慌てて私が掛け寄るも、泣いていて何を喋っているのか分からなかった。
そこで陛下が「妃に衣装を。それと、朝食の用意を。」と命じられたので、私は泣いている侍女さんに案内され、私の部屋へと案内された。
そこで私が驚いたのは…部屋がそのままだったということだ。
私がいなくなって、すぐに撤去されると…考える暇もなかったわけだが、それでも、残っているとは思わなかった。
驚いていると侍女が泣きながら「へ、陛下が…お妃様が、戻られた時に、いつでも使えるように、と…。」と言ってきたので、私は目を瞠った。
―――陛下は、私が未来に帰ったとは思わなかったのだろうか?
どうして部屋をそのまま残していたのか。
疑問に思ったが、とりあえずこの現代の服から着替えないと、と思った私は、妃衣装を用意して貰ったら自分で着替えると言って侍女を下げた。

着替えが終わった私は、陛下に四阿に呼ばれた。
朝食なら部屋じゃないの?と思ったが、どうやらそちらに運んでいるらしい。
侍女に案内され、四阿に足を運んだ。
そして朝食を食べ始めて最初の陛下のセリフが

「―――夕鈴。二ヶ月もどこで何をやっていたの?…もしかして、未来に帰れた、とか?」

そして冒頭のセリフに繋がるのである。



「―――それにしても、やっぱり…未来から来たのかな?夕鈴は。」
「―――はい。それは何度も言いましたけど…。…やっぱり、信じられないですか?」
「いや、そろそろ信じる気になったかも。じゃないと、色々説明つかない事が多すぎるしね。」
「…そうですか。」

信じる気になった、ということは、まだ完全には信じていないわけだ。
まあそうか。でも、私が消えたこと、突然現れたこと、再び現代の服を着ていたことなどが説明できないのだろう。
この後宮から逃げ出して、二ヶ月間誰にも見つからずに潜伏して、再び陛下のお部屋に潜伏するなど不可能だ。
だから陛下も少しは信じる気になったのだろう。
などなど、考え事をしていた夕鈴だが、再び口を開いた黎翔に意識を戻された。

「―――それでね、夕鈴。また僕の花嫁やってくれる?」
「――――――へ?」
「周りには、妃は病気療養の為実家に里帰りしている、って言っていたんだ。勿論、君付き侍女には通用しないから、あの時のことは箝口令をしいてね。」
「はぁ…それもそうですね。」
「だから、君は周りからしたら今でも妃だ。花嫁を続けることに、異議はないだろう?」

そう言って箸を置く陛下の雰囲気は、いつの間にか狼陛下。

「―――陛下はそれでいいんですか?」
「私に異論はない。」
「―――ところで、李順さんには…」
「ああ、それの事だが…」

そう言ったところで――――

「陛下!夕鈴殿が現れたと―――っ!」

そう言って小走りで四阿に掛け寄って来たのは、陛下の側近の李順さん。
元気そう。

「―――夕鈴殿、ですね。本物の。」
「ええ。本物です。…あの、少し気になっていたのですが、本物の、と言う事は、偽物の私でも現れたのですか?」
「いえ、そうではないのですが…。ところで夕鈴殿、二ヶ月間、どこで何をなさっていたのです?」
「あ…それが…」
「李順。どうやら夕鈴の時代では、未来では15日しか経っていないそうだ。」
「―――は?どういう事です?」
「私にも詳しいことは分からないのですが…。私の居た時代では、白陽国に居た時間は、ほんの数分から数十分だったみたいなんです。つまり、こちらに居た二ヶ月間の時間は、あちらではほとんど経っていなかったんです。」
「え、夕鈴。それは今僕も初めて聞いたよ。」
「ええ。初めて言いました。」
「―――本当に、どういう事なんでしょうね…。」

三人は頭を捻った。


――――――――――――――――――――――――

時間の流れは…気にしないでください。
そういうもんなんだと。
作中の三人には暫く悩んで貰いましょう!←おい

次は「帰還編」最終話です。
パラレル自体は、まだまだ続きますよ←


次回予告↓

衝撃の事実を知った夕鈴。
次に黎翔から言われた言葉は―――――?

次回!
最終話「再雇用
お楽しみに!

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「狼陛下の花嫁」の二次小説を書いています。
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